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ざっきの「初めに言葉があった」

〜日々想うことをツラツラと〜

   
カテゴリー「思うところ」の記事一覧

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タタタターン

なぜだか、今日、突然に頭の中に浮かんできた言葉があった。
それはある小説の中に書いてあった、
ある場面での一節だった。


 『私は門をノックした。そしてもう一度ノックしてみたが、返事がなかった。
  三度目のノックにも何も起こらなかった。
  私はどうしてよいかわからず、心配になってきた。
  ……中略……
  突然、門が開いて、子供が飛び出してきた。
  その時やっと、私は自分のまちがいに気がついた。
  その門は広い中庭に続いていて、その中庭のまわりに、
  バルコニーのついた家がずらりと並んでいた。
  門はあいていたのに、私はとっ手に触れようとさえしなかったのだ。』


輝きを放っているのは最後の一行。
その前に並んでいる文章は、最後の一行のためのマクラとなる。
この最後の一行が教えてくれているような失敗が起こりうる日常シーンというのは、
かなりたくさんあるんじゃないかと思う。
かと言って、私の今日の日常の中にそんな失敗が起こったという訳でもない。
たまに、こういう事がある。
昔、どこかで読んだ、普段はまったく忘れていた言葉の並びが、
突然しゅわっと頭の中に浮かんでくる、ということが。


それにしても、うーん、なんで今これが浮かんできたんだろう?
そっちの方に気をとられてしまうのだ。
門はあいているのだ。
ろうか?
なんてね。

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ルィーセントリーワールド

最近は追われるように日々を過ごすことが多くなってきて、
それで何かを考え込むということを最近はしなくなってきていました。
ということに最近気がついて、
それでまた最近は時間を見つけて物思いにふけるようになってきました。


Oh イッツ ルィーセントリー


最近、出会いの場へ赴けとよく言われます。
婚カツしなさいと。
実のところ私も、友達に同じことを言ったりしてました。
つまりステーキを食いなさいということです。
私としては別に肉より草を食いたいんだという訳ではなくて、
ただ、今は別のことをしていたいだけなんです。
ちびっ子のころ、ご飯を食べることを忘れて何時間でもカブトムシを探して木を蹴り続けていた…、
という記憶があるおっさんは多いと思います。
それに似てます。
他の事に夢中なんですね。
ただ、カブトムシを探している林の中に野いちごを見つけたとしたら、
それはたぶん、大いなる好奇心を以て手に取り、それを口へと運ぶと思います。
そして口いっぱいに広がった甘酸っぱい衝撃が舌を通して心を打ち抜き、
このカブトムシを探す冒険の物語の1ページを、
忘れがたいセピア色に染め上げるのです。


さて、私の言いたい事が伝わったでしょうか?
私はご縁とは、そういうものだと思うようになったのです。
お腹が空いたと感じた時に、人は林の中へ入っていくでしょうか?
そんなことをするのはキチGuy だけで、
ほとんどの人はお家に帰るか吉牛へ入ります。
そしてあぁおいしかったとゲップを吐いて、
次の日の朝にはその時に何を食べたのかも思い出せなくなっているのです。
でもカブトムシを捕まえる為には林へ入らねばなりません。
それはなかなか見つからないかもしれません。
そうなると何も食べずに何時間も歩き続けなければいけないかもしれません。
でもそんなことは苦にならないのです。
なぜかというと、楽しんでいるからです。
冒険に夢中だからです。
そうする間に、その林の中に野いちごがなっており、
小川が流れている事を発見するのです。
それらはカブトムシを捕まえるために必要な力を少年に与えることとなるでしょう。
そういうもんなのです。


ん?余計にわかりにくい?


そうですねぇー、つまり、こういうことです。
『ご縁とは、探すもんじゃなくて、見つけるもん』
よしこれで決まり。
意外にもここで1番大事なことは、”カブトムシ”だと私は考えます。
「おおー賛成!」って思ったそこのあなた、
今度ぜひ一緒に飲み明かしましょう(笑)

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偽りない


 「……っということなんだわ。俺って最低だろ?へへへ


 「ええ。ホント、あなたって最低ね。フフフ




という、最高の会話がしたい。








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きたよ

何かが最近、突然に変わってしまった気がする。
昨日まで生きてきた日々と、
今日から生きていく日々とが、
どうしてか全く違うものになってしまった気がする。
こういう書き方をすると、それはまるで意図していない、
招かれざる結果のように見えるけど、
実はそれが全くのその通りだったりすることが多い。
そういったことを、なぜかたまに感じたりする。
そしてこういう時はいつも決まって立ち止まったり、
少し迷ったりするんだけれど、
最後には決まって溢れんばかりの元気が湧いてくる。
元気があれば何でもできる。
というのが本当であれば、
そういう時の私は何でもできるということだったりする。
おじさんは空だって飛べたりする。
乳酸菌なしでもリスクと戦えたりする。
どうやら自分の元気のルーツがみえた気がする。
それは暖かい場所から冷たい風に乗ってやってくるようだ。
そいつをガシッと掴んでゴキュッと飲んでゲフッとやれば、
これはもう万事間違いないのである。

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あぁ〜あ

そうなんです。
最近ちょくちょくブログを更新しているのは、
二月に入ってからは割と時間があるからです(笑)
先月は意外にもお仕事がたくさん入ってたんですけどねぇ( ̄~ ̄;)
最初からわかっていたことなんですけども、
笑っちゃうぐらい波があるお仕事でございます。
リストラはないけどね★


さて、今日気付いた事を一つ。
コンビニとかのレジの横にはよく募金箱が置いてあります。
昔なんかだと、そこに釣り銭の10円や20円なんかをチャリンと入れたりすると、

「ありがとうございます」

と店員さんがなぜかお礼を言ってくれることが多かったと思います。
そのお金はその店員さんのフトコロを潤すものではないのにです。
それがその店員さんの気持ちからでた言葉なのか、
それとも店長からの指示なのかなんてのは、この際どっちでもいいんです。


それが最近になるとどうでしょう。
80円くらいの大金をチャリンチャリンチャリリンとあの箱に落としこんだりしても、
店員さんはまったくの無反応。
さも「興味なし」といったご様子。
「勝手にすれば?」とのたまっているが如し。
いや別に誰かに褒めてもらうために募金してる訳じゃないけどさ、
礼を言わない人間に「コラッ」と怒っている訳でもないのでして、
なんというのか、こう……キビシい世の中になったなぁと。
そう思っちゃいました。


もし私が店員さんの立場だったとしたならばと考えると、
「ありがとうございます」という言葉が口から出たその心境は、
『とりあえず何か表現したい』という想いに依るのではないかと推測できます。
極端な話、目の前で突然、車に敷かれそうな子供を我が身を挺して救った若者がいた時、
それを見た者は声を上げてその若者の勇気を讃えたいと思うでしょう。
少なくとも私はそういう衝動に駆られます。
コンビニ店員の「ありがとうございます」も、
多かれ少なかれ、そういうことなんだと思います。
それがその店員さんの気持ちからでた言葉なのか、
それとも店長からの指示なのかなんてのは、
こういう意味では多かれ少なかれどっちでも同じことなのです。


そして、この多かれ少なかれそういうことなんだということが、
今のコンビニ店員には多かれ少なかれの問題でなしに、
それが見られないということです。
百歩譲ってよく言えば、クール。何事にも動じない。
私個人的な意見を言えば、「義」に薄い。人道を踏み外している。
こう言えます。
だから、そんな人が昔に比べて増えてきたんだなぁと感じて、
キビシい世の中になったなぁと思ったのです。


『衣食足りて礼節を知る』という諺があります。
現代ではさしずめ、『衣食足り過ぎて礼節を忘れる』
かもしくは、『衣食足りぬ者ほど礼節を知る』
という状態になっているのかもしれません。
はたまた、『礼節を知る者ほど衣食を失う』
なんて言えそうだなぁなんて思っちゃいます。
今から10年後の諺辞典には、いったいどんな言葉が並んでいるのでしょうか?


ん?
そういえば、
諺って追加されることってあるのか?
何年前の言葉から諺と見なされるんだろう?
2200年頃の日本では、
「骨太の方針」とか「聖域なき構造改革」とかも諺みたいに使われてたりするのかな?
うーむ、くだらん話で話を締めちゃったよ(笑)
今日はいい話が書けたと思ったのになー(爆)

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