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ざっきの「初めに言葉があった」

〜日々想うことをツラツラと〜

   

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▲▼のススメ

夕方になると突然、雨がドバーっと降ってきた。

夕立です。

ガソスタアルバイトを始めてからの、初めての雨です。
一気に体感温度が下がり、道路からはブワーっと強い風がやってきて、
中に入ってエアコンの風に当たるよりも、
数倍数十倍気持ちよかったです。

雨は少し弱まったり強まったり、また弱まったりと繰り返しながら、
なんだかんだで辺りが暗くなるまで続いていました。

気がつけば、建物や車や道路など、
およそ形ある物体に当たって弾ける雨水の轟音の中に、
私とスタンドがありました。
そして次に、あの雨の日特有のシュワァ〜っという
車が水を切って走る音が、
家路を急ぐ車たちによってまるでカノンのように編曲されて、
右から左に、左から右にへと流れていきました。

私はそれを肌で楽しみながら、
白と赤の光の動きをずっと目で追い続けていました。


私は雨の日が好きです。
大雑把に晴れと曇りと雨とに、お天気をくくったとしたら、
私は雨の日が好きです、と、言います。

バイク乗ってるのに雨が好きだとは聞き捨てならぬ。
でもいいんです。なんちゃってバイク野郎ですから(笑)
今年は車検を通すお金がないので全く乗ってないですし(T人T)

しかし雨はいいもんです。ほんとに。
心が落ち着きます。
朝でも夜でも、どっちでもイケます。
昔、特に小学・中学の頃は、土砂降りの日に傘をさして、
公園や人がいない所をただ歩くのが好きでした。
そして時折立ち止まって傘を持ち上げ、
辺りを見るのです。
辺りを聞くのです。
辺りを触るのです。
たまに匂いも嗅ぎます。
そしてまた歩くのです。

最近はそういうことはしなくなりましたが、
でも今夜のような土砂降りの夜に出会うと今でも、
部屋の灯りを消し、
窓を全開にし、
窓際にアグラをかいて座り込み、
ただボーっと外を眺めているのです。
何が見えるというのではなく、
その空間に在るというのを実感しているのです。

そして、この瞬間にこそ、この同じ空間が
遠い国の、遠い異次元の、遠い時間の、
遠い世界の、遠い空の果てにまで繋がっているのだ。
と、考えるのです。



はい、つまりは、『妄想』です。
6(⌒〜⌒ι)

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