今日、いつも行くミスドでこんなことがありました。
ドーナツ食い終わって、ちょちょっと仕事の書類を書き終わり、
コーヒー飲みながら読みかけの本でも読もうかと思っていた時。
その前にトイレに行こっと立ち上がって歩いて行くと、
ちょうどその正面にある座席のところで
高校生らしきカップルが抱き合ってやがるじゃないですか。
大胆不敵!(゜o゜;)
思わず四字熟語も飛び出ます。
でも様子がおかしい。
明らかにイチャイチャムードではない。
しんみりムードです。
むむ……別れ話、しちゃった?
歩きながら男の方と目が合いました。
「おいおい勘弁してくれよ」的な表情で私を見ていました。
なぜそれを私に訴えるのか?
女の方はというと、誰が横を通ろうが、
誰に見られようが全く気にしていない様子。
そうか、君が彼女を傷つけたのか。
ほんの数秒のうちにそんなことを感じ取りながらトイレへ入りました。
トイレを出てテーブルへ戻る時にもまた、
さっきと同じ顔をした男と目が合ってしまいました。
もっと堂々と受け止めたらんかい!
なぜか苛立ちました。
相手を受け止める覚悟なしに別れ話なんてすんなよ。
って、まぁ、事情については私の想像なんですけどね(笑)
でも、たぶん、当たらずとも遠からずでしょう。
こんな時、どうしたらいいんでしょうかねぇ?
すぐ横を通らなければトイレにも行けないし、
コーヒーのおかわりも頼めない。
そのハッピーならざる雰囲気に、
なにか気を遣ったほうがいいんじゃないかと思ってしまいます。
運命のいたずらか、
ちょうど彼らの隣のテーブルには女性の1人客がいました。
近くのその他のテーブルには誰もいません。
まさにその一角のみ…。
女性の1人客は彼らを正面に見る形で座っています。
これは気まずい!
これも変に気の毒に思いました。
こんな時、近くにいる人が、
「あんちゃん、女を泣かせるんじゃねーよ」
と男にバシッと横から言ってやったり、
もしくは、
「あんたの気持ちわかるよ。私も同じように言われたことがあるんだ」
と女に優しい言葉をかけてやったりする場面を、
ハリウッド映画で見た事があります。
人類みな兄弟。
でもこれって、
現実的になかなか出来ない。
でもだからと言って、
なにも見ていないかのように完全に無視するというのは、
それが気を遣っている結果にしても、
そりゃあ不自然な絵じゃないでしょうか?
うーん、不自然だ。
でもそれを日本では礼儀と言うのでしょうか。
テーブルマナー?
いやいや。
不自然だ。
いや待てよ、そうかわかった。
不自然だと感じた理由が。
相手の男が周りを気にしておどおどした態度だったからだ。
相手の男が目の前の女に集中して2人だけの世界に入っていれば、
これはこれで美しい光景になったはずだ。
周りが気を遣って息を潜めている絵面も、
その美しさに花を添えていたはずだ。
うむ、つまり、この出来事を台無しにしてしまったのは、
あの男子高校生の覚悟の弱さ故だったか。
若さ故に、舞台に上がることを恐れてしまったのですね。
ってことを、コーヒーを啜りながら考えてしまいました(笑)
なにやってんだか(⌒〜⌒;A
やれやれと思って読み始めた本のページにはちょうど、
今の私にはすごく気になるフレーズが書かれていたのでした。
「われわれが学ばなければならないものは常にわれわれの目の前にあり、
敬意と注意をもって周囲を見さえすれば、
神がわれわれをどこに連れていこうとしているのかわかり、
どれが次の一分間に踏み出すべき最良の一歩であるかもわかるのだ」
あの……けっして怪しい本ではありません(笑)
パウロ・コエーリョの小説です6(⌒〜⌒ι)
うむ…肝に銘じておきます!
どーんと受け止めるよ〜(笑)
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