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ざっきの「初めに言葉があった」

〜日々想うことをツラツラと〜

   

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ムソルグスキー

今日、ちょっとしたご縁があって、
福井大学までピアノのコンサートを観に行ってきました。


なぜ福井大学なのかというと、
今回の主役が卒業を控えた福大の音楽専攻の院生さんだからなのです。
福大の構内にアカデミーホールというちょっとしたコンサートを催せる建物があり、
そこで無料で月一くらいでコンサートが開かれているようです。
収容人数は 96席とありましたが、
行ってみたらなんとほぼ満席になってビックリ!
たった1人の院生の演奏を聴く為にこんなにたくさんの人が集うとは!
いったいどんな演奏をするんだろう?と思って始まってみると、
これがまたすごいのなんの。
華奢な身体からは想像もつかないような力強い演奏。
ムソルグスキーの重厚な曲を見事に弾きこなす姿。
40分は超えているだろうと思われる大作『展覧会の絵』を
休憩なしで全曲ぶっ続け。


ハンパないっす!!!


演奏が始まる前に司会の先生から、
「この曲は、死んだ画家の絵の展覧会に出向いたムソルグスキーが、
その時に絵を観て感じたことを曲にしたもの」
だと説明がありました。
その予備知識がここにきて一つのスパイスになり、
演奏の最後の方になるとムソルグスキーの気持ちが曲を介して伝わってくるようで、
こらえきれず胸が熱くなりました。
そして偶然にもそれとほぼ同時に、
なんと演奏している院生さん本人が涙を流し始めたのです!
この大作の最後の数十秒間、
すすり泣く音と力強いピアノの音とが交じり合い、
観る者、聴く者の心を打ちました。
演奏が終わり、涙が止まらない奏者が楽屋に戻っている間も、
狭いコンサートホールには拍手が途切れることはありませんでした。
無名の奏者の、チケット代も取らない、こんな小さなホールでの演奏会で、
これほどの感動を感じたことは今までありませんでした。
その涙はムソルグスキーの涙か、全てを出し切った涙か、
それともやり遂げた学生時代への涙なのか、それはわかりませんが、
とにかく人の心に響くものであったことには変わりません。
とてもいい経験をさせてもらいました。
今夜はなんだか、ありがとう、と言いたい気分なのでした。

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