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ざっきの「初めに言葉があった」

〜日々想うことをツラツラと〜

   

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相対世界

世の中には関連性というものがある。
対極性と言った方が分かりやすいかもしれない。
光があるから陰が存在する。
苦い物があるから甘い味を感じる。
他を意識するから自己が形成される。
この世の物には全て対極となる物が存在する。
あの世でもそうなのかもしれないけど、それはよくわからない。

世の中にはバランスというものもある。
対極を作っているものの間にはバランスが存在する。
バランスが崩壊した時はその両極にある物が崩壊した時だ。
運動エネルギーが強まればその物体のポテンシャルエネルギーは弱まる。
大根が豊作なら大根の値が下がる。

しかし妙だ。
そのバランスは他方を強めれば他方が弱まるというパターンだけではない。
他方を強めれば、もう片方も同様に強まるものもある。
いわゆる正の相関があるということだが、これもバランスの一つだ。
光を強めれば陰も強まる。
プラスの磁場だけを強めるということはできない。
必ずマイナスの磁場と連動する。
マクスウェル方程式だ。
いずれにせよ、そこには関連性がある。

私はサイエンスを土台に考えているが、それは解釈の仕方がサイエンス的なだけだ。
物理学も突き進めて行くとどうしても哲学的にならざるを得ない。
自然を理解するということは神様を理解しようとするものに近い。
まぁ科学の出発点がそこにあるわけだから当たり前かもしれないが。
私が物理を好きな理由もそこにある。
人が作ったものを研究するより、人が作れないものを研究する方が、
それを理解した時の喜びも大きいからだ。

しかし土俵が違えど科学も宗教も、哲学も芸術も、全ては同じ物を見ていると思う。
ただ、今はその解釈の仕方が違うだけだ。
いずれそれらは同じ到達点でお互いのアプローチをそれぞれの解釈のもとで正しく理解するだろう。
既にそう唱える人達が世の中にはたくさんいるが、私もその一人だ。

話が逸れたが、兎に角世の中には全て関連性があるということだ。
それは誰もが生活の中でわかっている。
しかし、目の前の他方にばかり注力するのはなぜだ?
そのやり方ではもはや限界であることがわからないのはなぜだ?
アプローチのやり方を変えればいいことに気付かないのはなぜだ?
頂点に立つあなた達は頭がいいはずなのに出来ないのはなぜだ?
守るものを間違っていることを恥じないのはなぜだ?
やはりそれはバランスが崩壊しているからなのか?

そういえば、大昔のインドに中道の真理というものを悟った偉人がいた。
すごい教育を受けてきたあなた達なら苦労せずわかるはずだ。

その心は?

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